ノイ先生
クワーイさん!文法についての勉強もこの項目で最後です!
クワーイくん
今回でもう終わりですか?なんだかもう終わりなのかって感じですね。
ノイ先生
そうですね。英語に比べたらタイ語は文法について勉強すべきことは少ないんです。
クワーイくん
では、今回勉強するのは何でしょうか?
ノイ先生
今回は「いる/ある」という、存在を表す言葉を学びます。
2種類の言い方がありますよ。
クワーイくん
よろしくお願いします!
「A(人・物)は~にいる/ある」という存在を表す文を作るには、2種類の方法があり、一つは อยู่ [yùu] を使った文で、もう一つは มี [mii] を使った文です。
意味合いが少々異なるので、以下に説明します。
อยู่ を使った存在表現
A(人・物)+อยู่+場所を表す語 「Aは~にいる/ある」
人や物が存在することを前提として、その所在を述べるときには、動詞อยู่ [yùu] を使います。
ไปรษณีย์อยู่ที่ไหน [praisanii yùu thîi nǎi] 「郵便局はどこにありますか」
มี を使った存在表現
มี+A(人・物)+場所を表す語 「~にAがいる/ある」
มี [mii] は、「~を持っている」という所有の意味もありますが、「~がいる/ある」という、人や物の存在を表す意味もあります。
A+อยู่~(場所)は、Aの存在を前提とした表現した表現でしたが、
มี+A(人・物)+~場所は、そもそもAが存在するかどうかを問題にする表現です。
このため、Aには、不定のものを現す名詞が来ます。
มีคนเยอะในร้านนี้ [mii khon yə́ʔ nai ráan níi] 「この店には人が沢山いる」
Aに来る主題が、個人名「~さん」など、存在していることがはっきりしている場合は、มี+A(人・物)+~場所の文を使うことはできません。
この文は不可です→ มีคุณตุ๊กตาในร้านนี้ [mii khun túkkataa nai ráan níi] 「トゥカターさんはこの店にいる」
個人名など、存在していることがはっきりしている主語がAに来る場合は、A+อยู่~(場所)の文にします。
คุณตุ๊กตาอยู่ในร้านนี้ [khun túkkataa yùu nai ráan níi] 「トゥカターさんはこの店にいる」
コメント